増加する自然葬の多様性

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自然葬は、日本では縄文時代より行われていた葬送方法であり、3世紀後半から538年に仏教が伝来する古墳時代に行われ、現在でも皇室喪儀令は土葬を正式な埋葬方法と定義付けていますが、皇室や高貴な人間以外は現在も大昔も同様に葬儀に時間と金をかける余裕が無く自然葬で葬られています。

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平安時代には、都の外に当たる洛外の葬送地に遺体を打ち捨てるだけの風葬や鳥葬の自然葬が行われ、琉球地方や奄美地方では昭和40年代まで風葬が行われていた記録が残されていますが、日本国内でも、陸上よりも散骨の規制の少ない海洋葬や高額な墓石を必要としない植樹葬などの自然葬が数多く行われる様になっています。
しかし、日本とは異なり宗教や風習に教義に従って鳥葬や土葬、水葬、塔葬、獣葬などの自然葬が行われています。



鳥葬は、チベット仏教やゾロアスター教などで行われており、チベット仏教では遺体を鳥の食べやすい様に切り刻み放置しますが、ゾロアスター教では鳥葬専用の沈黙の塔と呼ばれる塔の最上部に遺体を安置し鳥に処理させています。



チベット仏教では、故人の生前の功績によっても葬送方法が大きく異なり、生き神様などは遺体に特別な処理をしてミイラの様に仏塔に安置される塔葬が行われています。
又、日本国内でも終末思想を有するキリスト教徒は古くから土葬を希望し、イスラム教徒に至っては実際に山梨県甲州市と北海道余市町で土葬を行い、近隣住民と大きなトラブルとなっていますが、散骨や植樹葬だけで無く土葬の増加も懸念されています。